いい仕事

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今年一年も終わりが近づくこの時期になると必ず私はこの 1 年を振り返ってみるのですが。
一年間、大きな事故、怪我や病気もなく、毎日仕事が出来た事に本当に感謝すると同時に、全てのお客様に満足して頂けるいい仕事が自分は出来ていただろうか、と振り返ります。
こういった外での仕事をしていると季節の変化を肌でじかに感じられる事もあり、 1 年間と言う月日は長いようでいて、あっと言う間に過ぎている事をひしひしと感じるものです。
だからこそ 1 日 1 日、 1 件 1 件の仕事を大事にして、こうして振り返った時に、お客さまにとっても、自分にとっても満足のいく、「いい仕事をした」と思えるように、毎日を一所懸命頑張ろうと思うのです。

斜壁も屋根の一部

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風も冷たく、いよいよ寒さも本格的になってくると、私たちも防寒対策をし始めます。
写真は屋上斜壁 にシングル葺き屋根葺き工事を施している最中です。
屋上斜壁は急勾配で吸水性も高く、メンテナンスが難しい為、通常の屋根と同じくらい多くの雨漏りの原因となる箇所でもあります。
その為、昔とは違いここ 10 年程前から、斜壁も屋根の一部である。という認識に変わっており、雨漏りなどでお問い合わせを受け、調査に伺った際に斜壁のある建物の場合はその場でのご説明、もしくはお見積りの際にご提案をさせていただいております。

落ち葉

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涼しさが目立ってきたこの時期に注意することの一つに「落ち葉」というものがあります。
その日の作業の終わり頃に、屋上全面にウレタンを綺麗に流して現場を後に。
翌朝現場を見て呆然、夜中に吹いた突然の大風に屋上一面落ち葉だらけ…なんてことを聞きます。幸いにも私は今のところそこまで大きなケースに遭遇した事はありませんが、それでも虫や落ち葉が付着していた事による作業の遅れは少なからず避けられないものです。
本来はそういったトラブルもなく、スムーズに工事が進む事が理想なのですが、どうしてもそういった事が起こってしまうときもあります。
その際は決してあわてず、現状を把握し、きっちりと適切な補修を施して補修箇所を調えます。もちろんこれはごく当然、当たり前のことなのですが、こういったトラブルに直面した際に、どれだけ即座に対応でき、かつ決して品質を落とす事のない処理を施せるかということも防水のプロとして備えておかなければならない知識なのです。

残暑

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まだまだ残暑も残る中ではありますが、数ヶ月前に比べれば暑さに対しても大分身体が慣れて来ています。とはいえ、慣れているだけで暑い事は暑いのですが…
気温以外にも冬と夏の現場での大きな違いの一つに日照時間があります。
夏場は夕方近くになっても日が落ちるのも遅いので作業終わり頃には真っ暗になって仕上がりが確認しづらい、と言う心配をしなくて済むのです。
昨今では色々と便利な道具が登場し、塗膜の厚さや配分量等を始め、仕上がり具合も数字であらわせられる時代です。勿論私たちもそれらの道具を使い作業を進めて行き、確認して行くのですが、やはり最後の仕上がりの確認は職人の目による目視が一番確実なのです。

暑さも厳しく

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いよいよ暑さも厳しく本格的な夏になりました。
この時期の屋上での作業はより暑さに気をつけて作業を進めなければなりません。
とはいえ、屋上防水の作業の中でも下地処理の過程は何よりも気を使う所です。
熱中症対策を万全にして、じっくり確実に作業を進めて行きます。
ここをしっかりと処理しておかなければ後々の仕上がりに大きく影響してきてしまうのです。しっかり丁寧確実に「屋上防水は下地処理が命」が基本です。
写真は伸縮自在目地を撤去し、そこにバックアップ材を装填している状態ですが、この写真を始め、他にも洗浄や撤去、ヒビ、膨れ、下地の調整等々多くの下地処理工程を隔てたのちに本防水を施すことで綺麗で丈夫な仕上がりが完成するのです。

梅雨明け

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梅雨明け。7月に入り晴天続きの毎日なのはとてもありがたい事ではありますが、日に日に照りつける日差しが強く肌に突き刺さってくるのも感じられる季節です。
夏場は材料の硬化時間が早いので、それを頭に入れて常に計算しつつ作業を進めることで
とても効率よく動くことができます。逆を言えば、常にそれを頭に入れて動いていなければ非常に無駄の多い動きばかりになってしまう事もあります。
と、いってもあまりに作業に没頭しすぎてしまうのもこの時期は非常に危険な時期でもあります。もう少し、あそこまでやったら・・とやっているうちに熱中症で倒れてしまったり、金属屋根などの鉄部の塗装はうっかりしていると火傷をしてしまいますから、工事全体の為にも必ずしっかりと休憩をとりつつ気をつけて作業を進めねばなりません。

梅雨

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梅雨の時期は私たち職人にとって最も天敵です。
当然この時期は雨天時を常に頭に入れてスケジュール調整をし、作業を進めて行くのですが、自然はなかなか思うようにはいかず、予想以上の長雨による工事の大幅なずれ込みや突然の雨による工事の中止などの際は、ついついため息も多くなってしまう時期でもあります。ただでさえ日々の工事でお騒がせしているお客様には大変申し訳ない所ではありますが、やはり防水工事にとっての雨は大敵ですので、特にこの時期はどうしても慎重にならざるを得ません。
とはいえ、梅雨だからといって空に任せて何もしないでいる等というわけにはいきません。
高圧洗浄であったり、雨の掛からない箇所を先行して進めたりと、雨だからできる作業、雨でも出来る作業がある限り工事は進めていきます。

梅雨に入る前

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外で仕事をしている私たちにとって、暖かく過ごしやすい日が続くと自然と嬉しくなってしまう毎日です。天候も比較的安定した日が長く続くので、比較的天気に左右される事もなく、安心して仕事を進めて行くことの出来る数少ない時期です。
また、梅雨に入る前のこの時期の内にしっかりと直しておきたいというオーナー様からのお問い合わせも多く頂戴します。
本音を言えばもうちょっとだけ早くご連絡して頂ければ…と思ってしまいますが(笑)
それでも多くの業者さんの中から選んで頂き、こうして御縁を頂いているわけですから、
工事が終了し、お引き渡しの際には、お客様に 100 %御満足して頂けるようにと、自分のできる事を一所懸命にやり続けるのみです。

春一番

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暖かい日が続き、そろそろ春も近づいてきたかと思えば、次の日から急に寒の戻りで現場に行くと霜が降りていたり、と天候が不安定なこの時期は、夏場に次いで突然の雨、いわゆるゲリラ豪雨も多い時期です。快晴続きで作業も順調の中、突然のゲリラ豪雨に見舞われた時等は流石に苦笑せざるを得ません。
普段の作業時でも、その日の作業終わり頃にはもし夜間雨が降ってもいいようにしっかりと仮防水をして、 1 日の作業を終えるものですが、その事が夜間だけでなく、こういったゲリラ豪雨に対しても十分に効果を発揮する事もあり、工事において「一手間かける」と言うものがいかに大事なのかが身に染みてわかります。

一手間かける

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暖かい日が続き、そろそろ春も近づいてきたかと思えば、次の日から急に寒の戻りで現場に行くと霜が降りていたり、と天候が不安定なこの時期は、夏場に次いで突然の雨、いわゆるゲリラ豪雨も多い時期です。快晴続きで作業も順調の中、突然のゲリラ豪雨に見舞われた時等は流石に苦笑せざるを得ません。
普段の作業時でも、その日の作業終わり頃にはもし夜間雨が降ってもいいようにしっかりと仮防水をして、 1 日の作業を終えるものですが、その事が夜間だけでなく、こういったゲリラ豪雨に対しても十分に効果を発揮する事もあり、工事において「一手間かける」と言うものがいかに大事なのかが身に染みてわかります。